世界と日本のアイダ
地域デザイン
USA探訪 -NY編①-

世界の街並みから、日本の中山間地域を考える。
今回はニューヨーク・マンハッタンから。
建築・プロダクト・リノベーション・・・世界の様々なトレンドが生まれる場所の1つ。
世界を代表する大都市でありながら、まちなみの緑はとても豊かである。
ハイライン、ポケットパークなどいかに居心地の良い都市をつくるのか、
まちを散策していると試行錯誤の積み重ねを感じることができる。
先進的なデザイン、派手な建物に目がいきがちだが、
ビッグスケールのまちの中に、ヒューマンスケールの空間をいかにデザインしていくか・・・
日本の田舎は外部空間が広い、田畑など緑が多いが、
その外部空間を積極的にデザインできているとは言えない。
そのデザインの必要性があまり議論されていないように感じる。
ニューヨークの街を見て思うのは、
外部空間のデザインは、ニューヨークの抱える課題解決の1つの手法なんだということ。
日本の中山間地域でも外部空間のデザインはもっと議論されるべきだ。
河川敷に置かれた東屋とベンチに、誰が座っているのだろうか・・・
そこで過ごしたくなるような空間を、ちゃんと議論してデザインできているのか、
再度問い直す必要があるとNYの街並みを見て思った。